2019年10月
中国生乳販売農業協同組合連合会様 RAKUNOWA導入
中国生乳販売農業協同組合連合会様(以下、中販連様)は、前年に、RAKUCOLLE(乳量データ収集システム)を導入していただいておりました。
中国5県は、それぞれ乳代精算システムを保持していましたが、軽減税率の対応を各県がそれぞれ既存のシステムに対して実施するのは無駄であると考え、おか酪様で実績のある弊社のシステムを採用していただきました。
中販連様は、システム導入を機に、2023年10月より導入される「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」も検討されました。 インボイス制度導入時に、さらに改修が不要なように事前に情報を収集して当時想定されている事例については、対応いたしました。
また、本システムを中国5県で利用可能なように、インターネット環境下で利用できる仕組みも構築しております。
同じシステムを会員様が利用できるようになったことで、システムを統合するだけでなく、業務の統一化や課題の共通認識が図れたことも導入効果として挙げられます。
2011年4月
鹿児島県酪農業協同組合様 RAKUNOWA導入
鹿児島県酪農業協同組合様(以下、鹿児島県酪様)は、拠点毎で運用が異なる組合システムを約2年かけて事務統合の上、基幹業務システム(購買、指導、貸付・リース、販売、乳代精算、財務会計)を新しく構築することとなり、本システムを採用して頂きました。
システム刷新により、「飼料の購入、販売管理、乳量の販売管理、乳代精算、証書貸付・リース管理、哺育・肥育農家のサポート」等の処理が一貫した形で可能となりました。
帳合連携(CSVファイルを取り込むことで仕入と売上のデータを同時に作成する機能)を利用することで、電算業務に関わる作業時間を大きく削減できました。
鹿児島県酪様では、出資金管理が必要とのことで、RAKUNOWAのサブシステムに出資金システムが追加されました。
2009年4月
おかやま酪農業協同組合様 2次システム導入(販売システム、牛取引システム)
おかやま酪農業協同組合様(以下、おか酪様)は、段階的にシステム全体をリプレースしました。一部、ホクラク農協で使用していたシステムを残したまま運用をしていました。
しかしながら、オフコンでの管理に不安があり、残った販売システム及び牛取引システムを2次導入のタイミングでリプレースし、完全にオープンシステムとして利用できるようになりました。
これによって、乳代精算に関わるデータがすべてRAKUNOWAで管理できるようになりました。
牛取引システムでは、導入牛や廃用牛の請求・精算管理が容易にできるようになり、販売のシステムでは、乳量データ、乳質データの取り扱いもRAKUNOWAでの登録となり、リアルタイムでのデータ確認・修正が行えるようになりました。
データが一元管理できるようになりましたので、データの分析や報告資料の作成などの業務の効率化が図れました。
2007年4月
おかやま酪農業協同組合様 1次システム導入
おかやま酪農業協同組合様(以下、おか酪様)は、2002年4月1日に旧ホクラク農協、旭東酪農、瀬戸内酪農、水島酪農と合併しました。
合併時にシステムについては、当初ホクラク農協で使用していたシステムを利用し運用しておりましたが以下のような問題が発生し、非常に困っておりました。
- 売上・仕入について二重入力を行う必要があり、事務効率が悪い。
- 各拠点の売上・仕入などの情報が別々に管理されて、リアルタイムに修正及び検索できない。
- 割賦未収・飼料安定基金等のデータが乳代精算と連動されていない。
これらの問題について、一つ一つヒアリングを行いお互い協力し今回の酪農販売システムを構築しました。構築後は、売上~請求までの一元管理・乳代精算のスムーズな連携・二重入力の廃止等様々な機能を使うことで、本当に便利になったと伺っています。
酪農組合の業務効率がさらに向上し、事務作業がすべて一元化できることにより、酪農家に向けた支援に時間をさくことができるようになり、非常に友好的で効率的な、組合運営へつながりました。