けんしん All in One AITEL Web問診システム　導入事例 - Web問診の導入で受診者の利便性が向上<br>健診現場の業務負荷を軽減し顧客満足度の向上へ

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けんしん All in One AITEL Web問診システム　導入事例

Web問診の導入で受診者の利便性が向上
健診現場の業務負荷を軽減し顧客満足度の向上へけんしん All in One AITEL Web問診システム　導入事例

公益財団法人福岡労働衛生研究所様

医療・ヘルスケア

健診業務の効率化

いつでもどこでもスマートフォンで問診回答
利便性を確保しながら、問診票の記入漏れや誤記入を防止

福岡労働衛生研究所は、施設健診および巡回健診を通じて、多彩な健康診断を提供している。同研究所は、受診者の利便性向上を目指して、スマートフォンによって自身のタイミングで問診回答ができるシステムを構築。これを実現したのが、両備システムズが提供する「けんしんAll in One AITEL Web問診システム（以下、AITEL Web問診）」だ。受診者の利便性を高め、回答精度の向上とともに、業務全体の効率化を果たした。

福岡労働衛生研究所様

1961年に福岡県労働安全衛生協会福岡支部（現福岡中央労働基準協会）の付属機関として創立。福岡県を中心とした九州一円、および山口県、広島県を対象エリアに健康診断サービスを提供し、地域の健康増進に貢献し続けてきた。個人・法人を対象とした定期健康診断をはじめとして、施設健診や巡回健診を行っている。

対象製品

けんしん All in One AITEL Web問診システム

「けんしん All in One AITEL Web問診システム」は、紙の問診票をデジタル化する健診機関向けのシステムです。入力時のチェック機能で誤入力を防止でき、回答精度の向上と業務効率化を実現します。使いやすい画面により、受診者は場所を選ばず問診回答を行うことが可能です。

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福岡労働衛生研究所の「AITEL Web問診」導入のポイント

回答チェック機能により、回答漏れや間違いを防止
特殊健診にも対応、利便性を高めながら健診精度を向上
健診現場の業務が効率化、結果報告までの時間を短縮

お客様インタビュー

問診票のデジタル化で、
回答精度の向上と業務効率化を目指す

福岡労働衛生研究所は、デジタル技術の活用によって、よりよい健診の提供、および業務の効率化に取り組んできた。その一環として着手したのが、問診票をデジタル化し、スマートフォンやPCで回答できるシステムの構築だ。IT推進部課長代理義原俊氏は「紙の問診票は記入にかかる負担だけでなく、回答漏れや誤記入があった場合は訂正してもらわなければなりません。さらに、問診票を忘れたり紛失したりするおそれもありました。問診票は要配慮個人情報にあたるため厳格に管理する必要があり、これらの解消には、問診票のデジタル化が急務でした」と説明する。
また、IT推進部係長井上雄介氏は次のように続ける。「問診票の情報はOCRで読み込んでデータ化した後、基幹システムへ取り込まれます。その際、誤読の有無を担当者が確認し、誤りがあれば現場への再確認や修正が発生します。これらの作業を削減することで、健診から結果連絡に至るまでの時間が短縮され、受診者へのサービス向上につなげられると考えました」（井上氏）
このほか、紙の問診票は項目や選択肢の内容変更が煩雑であることや、印刷コスト、保管スペースの確保、紛失によるセキュリティリスクなどの課題が浮上しており、その解消も求められていた。
こうしたなか、同研究所は各部門から担当者を集め、「健診現場システム推進ワーキンググループ」を編成、問診票のデジタル化に必要な機能要件がまとめられた。掲げられた主な要件が、「スモールスタートが可能であること」「従来の問診票の運用手順を変えることなく移行できること」「入力内容に対するチェック機能により、回答精度の向上が図れること」だった。

導入実績と提案力を評価し
「AITEL Web問診」を採用

ワーキンググループでの検討を重ね、同研究所が選択したのが、両備システムズが提供する「AITEL Web問診」である。
「採用の理由は、先に掲げた要件を満たしていたことはもちろん、画面の見やすさやデザイン性など、多面的に評価しました。また、自治体の健診業務で導入実績が豊富なことや、両備システムズが企業として大きな安心感と信頼感があったことも選択を後押ししました」（義原氏）
井上氏も「以前から両備システムズのクラウド型巡回健診データ収集システム『スマートジェイワン』を活用しています。AITEL Web問診であれば、同システムとの高い親和性も期待できました」と付け加える。
2023年1月からAITEL Web問診の導入プロジェクトが開始。両備システムズのサポートのもと、2024年3月に同研究所は、Web問診サービス「SmartAIQ」として本稼働を遂げた。それ以後、継続して機能が拡充され、基本問診以外にも、独自の問診が必要となるさまざまな健診にも対応した。現在では「基本問診票」「胃部X線検査問診票」「乳房検査問診票」「子宮頸部検査問診票」「特殊健診問診票」が「SmartAIQ」で問診回答できる。
義原氏は、「設計や構築、運用サポートについても、両備システムズは親身な対応を行ってくれています。特に評価している点は、私たちと同じ目線に立ってプロジェクトに取り組んでくれていることです。例えば、追加機能の開発が発生した場合には、単に出された要望を鵜呑みにするのではなく、当研究所の将来あるべき姿を見定めながら、最適な提案や対応をしてくれています」と語る。

※施設健診担当・巡回健診担当からの声など、当事例の詳細は「詳しい資料のご請求」ボタンから資料請求いただくことができます。