健診予約に関する業務をトータルサポート
あらゆる人に優しい予約の仕組みを実現
けんしん All in One AITEL 導入事例

取手市 様

Webや電話、紙媒体それぞれの利点を活かし
健診予約における住民の利便性向上と一元管理を実現

住民の健康なくらしを維持するための取り組みを推進している取手市。円滑な健診予約受付と受診率向上、そして職員の予約業務の効率化が急務となっていた。そこで取手市は、両備システムズが提供する「けんしんAll in One AITEL(以下、AITEL)」を採用。Web・電話・紙に対応した予約申込受付とデータの一元管理に加え、通知物などの発送業務をアウトソーシングし業務改善を果たした。

取手市 様

  • 茨城県の県南地域に位置し、首都圏の交通の要として高い生活利便性を持つ取手市。「健やかで、安らぎと温もりのあるまちづくり」を目指して、特定健康診査の受診率向上や生活習慣病重症化予防対策、がん検診の受診勧奨に努めるなど、住民の健康なくらしを維持するための取り組みを推進している。

対象製品

けんしん All in One AITEL

「AITEL」は自治体向けの健診予約受付業務を支援するサービス。Web・電話・紙のさまざまな予約方法に対応、予約管理や受診勧奨の効率化を実現する。さらにLGWANを利用したクラウドサービスにより、個人情報を取り扱う業務でも安心して活用可能。

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取手市における「AITEL」導入のポイント

  • 通知物や検査キットの発送をアウトソーシングし業務負荷を軽減
  • LGWANの活用により、セキュリティを確保しながら予約の一元管理を実現
  • 希望調査と予約割付による事前予約制の採用で、健診予約の集中を緩和
 
  

お客様インタビュー

   
    
           
取手市
健康福祉部 国保年金課 係長
青柳 悦男 氏      
    
   
  

住民に優しい健診予約受付システムを目指す

  

取手市は、市の総合計画である「とりで未来創造プラン2024」の基本方針である「健やかで、安らぎと温もりのあるまちづくり」に基づき、特定健康診査の受診率向上や生活習慣病の重症化予防に注力してきた。また、取手市保健センターにおいても、肺がん検診をはじめ前立腺がん検診、肝炎ウイルス検診、子宮頸がん検診、乳がん検診、レディースプラス健診、骨粗しょう症検診など、幅[水野2]広く健(検)診事業を担っている。
こうしたなか、各種健診予約の受付に際して電話回線が十分に用意できず、『電話がつながらない』『予約がとりにくい』という声が数多く寄せられていたという。健康福祉部 国保年金課 係長の青柳 悦男 氏は、「外部のコールセンターの活用とともにWeb予約も開始したのですが、Web操作が不慣れな方が一定数いたほか、視覚や聴覚が不自由な方もおり、すべての方に不便を感じることなく予約ができる仕組みの実現が必要と考えていました」と話す。
また、健康福祉部 保健センター 課長補佐の小笠原 淳子 氏も「がん検診の申し込みを受け付ける電話に、保健センターの職員が全員で対応し、さらに申込内容を予約システムに入力や個別通知を印刷して発送しなければならないなど、多大な業務負担が生じていました」と振り返る。
このほかにも、従来のWeb予約システムは管理画面がLGWANに接続されておらず、インターネット回線からアクセスして利用しなければならなかった。「予約状況を確認したり、受診者からの問い合わせに対応したりする場合には、その都度離席してWeb予約システムが利用可能なPCからアクセスしなければなりませんでした」(青柳氏)

  

健診予約を取り巻く多くの業務を
一社のサービスで完結できたことが決め手に

これらの課題を解決したのが、両備システムズが提供する「AITEL」だ。選定の理由について「コールセンターによる電話予約やWeb予約に加えて、紙の予約申込書といった多彩な予約への対応や、通知書類、検査キットの送付も代行してくれるBPOサービスもメニューに用意されているなど、両備システムズ一社ですべてを完結できるサービスが提供されていたことが評価されました」と青柳氏は説明する。
「また、LGWANとの接続により、自席のPCから予約状況の確認や管理ができる利便性の高さもポイントとなりました。LGWAN接続については、安全性が気がかりでしたが、自社のデータセンターで堅牢なセキュリティが確保されていると、丁寧な説明があり安心できました」(青柳氏)

取手市
健康福祉部 保健センター 課長補佐
小笠原 淳子 氏

多彩な予約方法により
誰もが利用しやすい健診予約システム

AITELは、Web・電話・紙といった多彩な健診予約申込の受付・管理を実現するオールインワンサービスだ。複数の方法により、幅広い世代やさまざまな生活スタイルに合わせた予約受付を実現し、健診の受診率向上を支援する。小笠原氏は、「Web予約を利用することで、日中仕事をしている方が時間や場所を問わず予約できるようになり、受診率の向上につながっています」と評価する。
青柳氏も「紙媒体での予約や事前予約制にも対応しているため、身体が不自由な方や、Web操作が苦手な高齢者にも優しい予約体制を整えることができました」と話す。このほかにも、Web予約の場合、健診の数日前に案内メールが送信される機能を備えているため、受診者にとって健診の受け忘れの防止につながっているという。
このように、AITELは受診者の利便性の向上に貢献できているが、健診事業を展開する自治体の運用負荷を抑制するための機能も用意されている。例えば、予約や変更をWeb以外の手段で受け付けた場合には、AITELの管理者サイトを利用することで、職員の操作で予約登録や変更、キャンセルといった設定ができる。
また、Webや電話の受付情報をデータベースで一元管理しているため、受付枠の共有ができる。加えて、健診対象者の情報を連携することで、受診者が希望した健診の受診可否を判断できる点も特徴の1つだ。
青柳氏は、「Webや電話、紙による受付データが一元化されたことで、管理性が向上しています。また、データ連携により二重受診の回避にもつながっていると感じています。さらに自席のPCで LGWANから、すぐにAITELにアクセスできるようになるため、業務効率化も図れています」と評価する。

※お客様インタビューの続きなど、当事例の詳細は「詳しい資料のご請求」ボタンから資料請求いただくことができます。

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